アプリ制作に必要な初期投資と必須道具の選び方


 
こんにちは、natsukazeです。

これからアプリ制作を始めようという人向けに、初期投資や必要な道具の選び方をまとめてみました。

アプリ制作ってそこまで最初に揃えるべきものってないんですが、色々種類が多くて、どれを選べばいいか悩んじゃうんですよね。

結構現時点で揃っている人も少なくないとは思うんですが、これから揃える人にとっては道具選びで失敗してほしくないですからね。

ただ最初に全部揃えるというより、必要最小限で始めて、収益が出始めたら買い換える方式で間違いないと思います。

これからアプリ制作を始めてみようと考えていたあなた、必見ですよ。

必要なもの

  • PC
  • 動作確認用の端末
  • GooglePlayデベロッパーの登録
  • Apple Developer Programの登録
  • 広告会社のアカウント作成(必要に応じて)

各項目で選び方など詳細を説明していきたいと思います。

PC

現在使用しているものでも問題ありませんが、iOSアプリをリリースする予定があるのであれば、Macが必要になります。
Macであればなんでも良いので、一番安いMac miniでも全く問題ありません。

すでにMacを所有している人はPCを用意する必要はありませんが、可能であれば最新のOSの「macOS High Sierra」が導入可能なものがベターですね。
あんまり古いとXcodeのバージョンの関係でリリースができなくなる可能性がありますが、ここ数年に販売されたものであれば大丈夫でしょう。

スペック的にはそれほど高いものでなくても大丈夫です。
3Dゴリゴリのアプリを作りたいのであれば少し不安が残りますが、とりあえずは今のPCで始めて、不足を感じたら買い替えましょう。
多分最初は簡単なアプリから始めると思いますし、3Dでもそこまで高いスペックは要求されません。

もちろんスペックは高ければ高いほどいいです。
アプリを動作させる際のビルド時間の短縮になりますし、開発中のちょっとした動作の遅さというのは思っているより結構なストレスになります。

動作確認用の端末

アプリの挙動を確認するための端末です。
現在スマホをお持ちの方は、そのまま利用できます。

ただし、iOSアプリを作成するのであればiOS端末、AndroidアプリであればAndroid端末が必要になるため、もし対象のOSの端末を持っていない場合は購入する必要があります。
最新端末である必要はなく、数年前の中古の端末等で全然問題ありません。

動作確認はシュミレーターでもできるのですが、実際の操作感の確認であったり、実機のみで発生する不具合等もあるので、必ず用意しておきましょう。

iOS端末は最新OSのiOS11が導入可能なiPhone5s以降が良いです。

Androidは端末の種類が多いので、全てを網羅するのは個人ではかなり難しいと思います。
どの端末でも基本的には大丈夫なのですが、可能であればメジャーなもの(GalaxyやXperia)が良いですね。

Androidは特定の端末でしかおきないような不具合もあり、端末が手元にない場合はログだけを頼りにバグ修正を行わなければなりません。
手元の環境で再現できれば一番良いので、そういった事態を見越して、有名どころを持っておくと安心ですね。

欲を言えばタブレットもそれぞれ用意をしておきたいですが、余裕ができてからで良いと思います。

Apple Developer Programの登録

もしあなたがiOSアプリをリリースする予定なら、Apple Developer Programへの登録が必須になります。
こういうもんだと思って文句言わずに払いましょう。
費用は年間で11800円です。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、私は最初はこの登録料をアプリの収益で払えるように目標にしていました。

GooglePlayデベロッパーの登録

Androidアプリをリリースする予定なら、GooglPlayデベロッパーへの登録も必須になります。
こちらは初回のみで、費用も$25でAppleの登録料よりは安いです。

広告会社のアカウント作成(必要に応じて)

アプリの制作、公開には必要ありませんが、おそらくアプリを公開したのち収益化を目指すと想定し、項目として入れました。
アプリ内課金、有料アプリとして収益化する場合は不要ですが、広告をアプリに乗せて収益化する場合は必須です。

広告会社は色々あって悩みますし、アプリをリリースした後はうちの広告使いませんかというメールが意外ときます。

こだわりがなければ、とりあえずAdMobで間違い無いと思います。
Googleが母体で安泰ですし、世界中で使えますし、単価も高いです。
私も昔は色々使ってましたが、結局のところAdMobに落ち着きました。

まとめ

開発するだけであればPCのみですが、公開して収益を得るまでには色々必要なものやお金がかかるものも出てきます。

今回まとめたものは必須なものだけですが、ツールなどあった方がいいものもありますので、それは別の機会でまとめてみたいと思います。

これから始める人にとって最初の目標は初期投資分を回収することでしょう。

といっても新たに揃えるものはそこまでないと思うので、気軽に始められるのがアプリ制作のメリットでもありますね。