副業としてのアプリ開発

最近副業OKの企業が増えてきました。推奨しているところも多くあります。

私も現在スマホアプリの開発で生計を立てていますが、最初は会社員をしながら副業という形で進めていました。

趣味程度に始めたアプリ開発ですが、あれよあれよという間に本業にまでなってしまいました。

稼ぐまでは大変なところもありますが、収入以外の面でもメリットもあります。

副業で迷っている人向けにはアプリ開発のお勧めしたいです。

アプリ開発が副業としてお勧めできる理由

  • ストック型ビジネスであるということ
  • スキルアップ
  • 時間と場所を選ばない

ストック型ビジネスであるということ

ストック型ビジネスとは簡単に言えば継続して収入があるような仕組みのことです。
不動産の家賃収入であったり、アフィリエイトなんかもそれにあたります。
アプリ開発も作ってしまえばその後は放置していてもお金が入ってきます。

なので、最初からものすごいアプリを作る自信がない人でも、小さいものを積み上げていけば、それが大きな収益になってくれます。
私の「CurlingHockey」というアプリも作ったのは2014年ですが、今でも1日1000~2000円程度の収益を発生させてくれてます。

アプリ開発のいいところが、作ったアプリが収益を発生させる「資産」という役割に加えて、新しいアプリを作る「部品」にもなってくれるところです。

よくゲームとかで同じような機能が色々なゲームにあったり、似通った部分ってありますよね。
そういったものは、一つ作ってしまえば他のアプリにも再利用できるので、2個目、3個目になるにつれどんどん楽になります。

スキルアップ

一つのアプリを完成させ、ある程度の収益を上げるために必要なスキルはなんでしょうか。
私の考える必要なスキルは、「技術力」、「デザイン力」、「マーケティング力」です。

・技術力
開発するために必須です。砕いていうとプログラミングをする力です。
・デザイン力
画面のUIのデザイン、アイコンのデザインに必要です。
・マーケティング力
ヒットアプリを作るためには、市場でどのようなアプリが流行っているのか研究する必要があります。

逆に言えば、アプリ開発をすると、上記のスキルが伸ばせます。
なんか上の3つのスキルあれば、どんな業界でもやっていけそうな気がしますよね。

時間と場所を選ばない

アプリ開発にはパソコン1台あれば大丈夫です。
時間と場所を選びませんので、家でもできますし、ちょっと仕事中の休憩時間や隙間の時間が活用できるので、副業に最適ですよね。

いくらぐらい稼げるのか

一番気になるのはどのくらい稼げるのかですよね。

副業としてある程度まとまった額程度を期待しながらアプリ開発を考えていた人には申し訳ないですが、2018年現在、個人がアプリで大儲けというのはかなり難しい状況になっています。

とりあえず作りやすいカジュアルゲームを一個作ってリリースして見ると分かりますが、驚くぐらい収益は低いです。
最初は月数百円程度じゃないでしょうか。

ただ、ここで諦めないでほしいです。
最初はみんなそんなもんです。時給換算するのがバカバカしくなるくらいの収益ぐらいしか出ないでしょう。
しかし続けれいれば、必ず安定した収益をもたらしてくれるはずです。

私も一番最初のアプリでは月確か100円くらいだったかな・・・。
それが今や月20万程度は自作アプリのみで稼げるようになったので、諦めずに続けていくのが大事です。

とは言っても、月数百円程度じゃやれねーわという方も多いと思います。

そういう方のために、比較的短期間で初心者の方でも月数万程度の収益を生み出せる方法をお伝えしたいと思います。

最速で収益を上げるには

  • 話題のジャンルでアプリを作る。
  • アプリに共通のテーマ、共通点を設定する。

話題のジャンルでアプリを作る

現在多種多様なジャンルのアプリがありますが、その中でもダウンロードされやすいジャンルというものも存在します。
ここ数年は「脱出ゲーム」がそれにあたります。

脱出ゲームはアプリに限らずテレビなんかでも特集されているので、一般への認知度がかなり高く、それゆえアプリでも人気がある状態ですね。

しかもこの脱出ゲームの良いところは、初心者でも作りやすいという点です。

もちろんすんなりリリースまではいかないと思いますが、他のジャンルに比べれば作りやすく、それ故短い期間で完成させることが可能です。

そういった理由があり、現在はかなりの数の脱出ゲームがある状態ですが、それでも他のジャンルに比べれば圧倒的にダウンロードされやすいです。

どの程度の収益になるかというと、脱出ゲームの場合、一般的なマネタイズを行なったとしてダウンロード数×3円程度の収益は見込めます。
初めて作った脱出ゲームだとしてもおそらくひと月で数千ダウンロードぐらいは行くと思うので、1~3万程度の収益は見込めます。
しかも脱出ゲームは実装部分は流用できる部分も多いので、2作目、3作目も作りやすいです。

アプリに共通のテーマ、共通点を設定する。

一昨年話題になったアプリですが、「ひとりぼっち惑星」というものがあります。

この作者のところにょりさんの作品を見るとわかりますが、アプリの中身は違えど、世界観は同じですよね。

また大人気の「ママにゲーム隠された」で有名なhapさん。
こちらの方も、いくつかアプリをリリースされていますが、青背景に味のあるイラスト、アプリの内容も独特の雰囲気があります。

このようにある一定の共通点なりテーマを設定してアプリを作って行くと、この人ならではという価値が生まれ、アプリというより、作者のファンが増えていきます。
そうなれば、一つのアプリでハマった人は他のアプリもプレイしてくれますし、新作を出した時もチェックしてくれます。

こうやってファンを増やしていけば、収益も安定をしやすいです。

番外編

SNSなど活用して同様に個人で活動している方とつながりを持っておくと、リリース時に広めてくれたり、ダウンロードしてくれたりする場合も多いです。

アプリリリース時の初速によってはランキングに入ることも可能ですので、ランキングに入り込めば自然にアプリを目にしてダウンロードしてくれる人も増えます。

宣伝ツールとしてもSNSは大いに活用できるので、ガンガン使っていくのが正解でしょう。

まとめ

アプリ開発というとハードルがやや高い印象がありますが、それに見合うリターンはあると思います。
また、仮に作り切って収益に繋がらなかったとしても、アプリをリリースしたというのはIT系への就職、転職にとってアピールポイントになることは間違いないです。

それでも迷っている人にこんな記事を。


 
おそらくこれを読まれている方は80歳より若いと思っていますが、80歳のおばあちゃんにできることをそれより若い方ができない理由がありません。
大変そうだなぁ、面倒だなぁと思わずに一歩踏み出してみましょう。